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住宅地の飲食店。時流からくるニーズにも応えています。

執筆者の写真: FabcommFabcomm

更新日:2023年7月17日

2000年に入ってからでしょうか、西麻布にポツポツと個人経営のお鮨屋さんが新開店し始めました。

お話しを伺ってみると、銀座などの中心地で店長やオーナー店の二番手として活躍してきた親方たちのお店が多いです。

銀座は社用。常連さんが仕事を離れて週末やプライベートで通うお鮨屋として、オープンさせたといいます。


それから20年余り、住宅地にも名店が増えてきていますね。


交際費ではなく自分のお財布で楽しむ美食。

そんなニーズを叶えるお店は、自分の生活圏になくても足を運ぶお客さんで賑わっています。


今年3月に井の頭線 新代田駅すぐにオープンしたイタリアン「Daitalia ダイタリア」は、”住宅地のイタリアン”から一歩進んだコンセプトで、”日常的に通うお気に入りの地域の社交場、街に寄り添うコミュニティーの場”を目指しています。


オープンしてまだ8か月ですが常連のお客さんも多く、ご近所にお住まいかオフィスがある方がほとんどです。


今まで中心地のイタリアンに週1回くらい行っていたが近所に楽しめて美味しいイタリアンができたからと、ダイタリアに週2~3回訪れる方もいらっしゃいます。

中心地の1回分くらいの予算で2~3回来れるのも大きな理由だそうです。


オーナー夫婦と言葉を交わしながら食事をしたり、子どもと一緒にテーブルを囲むグループ、別々に予約を入れた知り合い同士が食事が一段落したら合流したりと、まさに”街に寄り添うコミュニティー”になっています。



この雰囲気で何回か食事を楽しまれたライターさんが、Goethe ゲーテの「都心から少し離れた私鉄沿線にも良店が続々オープン」という切り口のページにダイタリアを紹介してくださいました。




記事を書かれたライターの小寺慶子さんは、何回かの食事を通してシェフの考え方や接客などを感じていただき、取材に至りました。

端的な文章で、ダイタリアの魅力を凝縮して紹介いただいています。




働き方改革、ワークライフバランスなどで今や仕事をする場所も中心地以外に広がってきています。

また共働きをしている夫婦も多くなってきています。


そんな時流のニーズも考えて、子どもと一緒に住んでいる新代田に店を構えることにしたオーナー夫妻。


料理の美味しさ、質の高い接客、居心地の良い空間、コストパフォーマンス以外にも繁盛店になるために考えるべき要素があるようです。




執筆者:草間由紀





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